「ワーキングホリデーには何を準備すればいい?」「ワーキングホリデーに行こうと思うが、準備期間がどれだけあればいいかわからない。」
このように考える人は多いと思います。実際に、海外で生活をしたことないとイメージがつかないですよね。
今回はそんなワーホリの準備について何をすべきなのか詳しく解説していこうと思います。
この記事を最後まで読むことで、ワーホリ出発までのイメージがつくようになるでしょう。
ワーキングホリデーの準備期間①目的を明確にする
まず始めにワーホリにいく目的を明確にしましょう。
なんで目的を持った方がいいの?
目的を持つことで、どのような行動をとるか明確になるからね。
ワーホリは、海外で仕事をしながら、生活ができるビザです。もちろん、仕事をしないで遊ぶだけということもできます。
その中で目的を決め、何を達成したいのかしっかり明確にすることで無駄にならないワーホリにすることが出来るでしょう。
また、目標や目的があることで準備をより具体的に進めることができます。
目的の例
- 仕事の経験やスキルの向上
- 言語学習
- 異文化体験
- 冒険や挑戦
- 休暇とリラックス
- 将来の計画への影響
ちなみに筆者は「経験と探求」がメインの目的です。海外の生活を通して、様々なことを経験し、自分自身の探求をしたいためにワーホリをしています。
ワーキングホリデーの準備期間②国の選定と調査
ワーキングホリデーが可能な国から行きたい国を選び、ビザや滞在条件など調べる
ワーホリは全ての国に行くことができるわけではありません。日本とワーキングホリデー協定を結んでいる29カ国に渡航することができます。
どこの国でも行けるわけではないんだ。
自分の目的にあった国を選ぶようにしよう!
ワーホリに行くことができる国の中でも、条件が厳しい国もあったりするのでそのような調査をすることも大切です。
調査する基準
- ワーキングホリデー制度の有無
- 興味のある文化や言語
- 生活費と物価水準
- 仕事・求人の数
- 気候と自然環境
- 治安と安全性
- 観光やアクティビティ
- ビザの取得の難易度
今オーストラリアのメルボルンにいますが、夏は21時まで外が明るかったり、天気が不安定なことが多いです。
観光だけではなく、生活することを視野に入れることが大切です。
ワーキングホリデーの準備期間③ビザの取得
ビザの取得には時間がかかる場合があります。早めに申請手続きを始め、必要な書類を揃えましょう。
ビザの取得は、自分の渡航予定までにおりるように早めに申請手続きをするのがおすすめです。
また、申請するまでに書類の準備の時間が必要になることもあります。
筆者が申し込んだオーストラリアは1週間ぐらいでビザを取得できましたが、申し込み書類の準備に結構時間がかかりました。
また、パスポートの有効期限もしっかりと確認しておきましょう。
ワーホリは十分な有効期限がないと申請できない場合があります。長い滞在となるので、パスポートの更新や申請を早めに行いましょう。
ワーキングホリデーの準備期間④語学学校の手続き
語学学校に行く人は学校の手続きを行います
語学学校とは、英語を学ぶための学校です。言語に不安がある人が数か月間学校に通い、英語を身につけてから、働き始めることが多いです。
語学学校は学ぶ場でもありますが、実際は友達を作ったり、現地の生活に慣れる目的もあります。
友達から仕事やシェアハウスの情報を交換したりと、勉強以外にもメリットはあるよ!
語学学校は絶対に行かなければいけないことはありませんが、英語や初めての海外に不安がある人は通うことも視野に入れてもいいと思います。
語学学校の申し込みは、エージェントを通して申し込むのが一番簡単です。無料の留学相談を行っているエージェントも多いので、一度相談してみることをおすすめします。
ワーキングホリデーの準備期間⑤航空券と宿泊の手配
航空券や宿泊先の予約を早めに行い、適切なオプションを検討します。
宿泊先
現地の宿泊先はホームステイや語学学校の寮など様々な選択肢があります。
初めの数週間はホールステイで、その後に長期に渡って生活するためのシェアハウスに変える人が多いです。
最初の一ヶ月はホームステイして、その期間でシェアハウスを探したよ!
友達の中には一週間バックパッカーに泊まって、家を探した人もいました。
初めの宿泊は日本から予約を行い、泊まるところをしっかりと確保しましょう。
航空券
航空券はビザがおりて宿泊先の日程が決まったタイミングで早めに行うことをおすすめします。
基本的に航空券は早めに予約をとるほど安くなるからです。
また、航空券は片道と往復チケットがあります。基本的に往復チケットの方が安くなりますが、ワーホリの場合は片道チケットをとることがおすすめです。
日程の変更が起きやすいワーホリでは、柔軟に対応できるからです。
航空券は途中で飛行機を乗り換えた方が安くなって、その国でも観光することができるからおすすめだよ。
ワーキングホリデーの準備期間⑥健康保険の加入
渡航先での健康保険に加入しておきましょう
保険について
海外で事故や怪我をすると、医療費が高額につく場合が多いです。日本のように医療費などが安いわけではないからです。
オーストラリアでは救急車を呼んだだけでも10万円以上かかります。
どんなに健康に自信があっても保険に入ることをおすすめします。
筆者は、日本にいるとき中学生以降ほとんど風邪などひいたことが無かったのですが、オーストラリアに来てからは月一程度で風邪や体調を崩していました。
環境がかなり変わったので、ストレスが大きかったのでしょう。自分自身を過信しすぎないことが大切です。
歯医者について
また、歯科医にだけは日本で検査してから行きましょう。
海外保険は歯科に対応していないことがほとんどです。
ワーキングホリデーの準備期間⑦お金の準備
現地通貨や現地で使うクレジットカードの準備をします
現地通貨
現地通貨は日本で両替しておくと安心です。両替は空港や銀行窓口、ネットなどでも対応可能です。
しかし、大量のお金を持っていくとリスクがあるので気をつけましょう。
クレジットカード
海外は日本より圧倒的にクレジットカードを使用できる店舗が多く、屋外の屋台などでもクレジットカード決済することが可能です。
また、身分証明書としても使えることがあるので、必ず日本で発行していくようにしましょう。
基本的にVISAやMasterCardであればどこでも使えるので、この異なるブランドを2枚ほど持っていくようにしましょう。
最初は5万円ほど両替して、あとはクレジットカードで生活したよ!
ワーキングホリデーの準備期間⑧荷物の準備
パスポートはビザ、健康保険の重要書類のまとめ、生活必需品の荷物準備をします。
パスポートやビザ、健康保険証明書などの書類のコピーや持っていく荷物の管理をしましょう。
衣服は地域の季節によりますが、だいたい一週間分持っていくことをおすすめします。
また、シャンプーやボディーソープ、タオルなどは現地で購入することも可能です。
荷物を多く持ちすぎると飛行機の手荷物検査で重量オーバーになることもあるので、現地購入をうまく活用しましょう。
ワーキングホリデーの準備期間⑨公的手続き
税金、年金を払わないための海外転出届、国際免許の申請などをします。
海外転出届
1年以上海外で生活する場合は海外転出届というものを出すのがおすすめです。海外転出届とは、日本で生活していない人が出す届出のことです。
これを提出することで、住民税や国民健康保険、年金の支払い義務がなくなります。
海外転出届は出国の2週間前ぐらいに申請するのが目安です。
転送届
また、現在1人暮らしならば、郵便局へ転送届を提出します。
不在の間に届いた郵便物を実家に転送することが可能です。
国際免許
国によりますが、国際免許を取得することで海外で運転をすることができるようになるのです。有効期限は1年です。
国際免許は運転免許センターや警察署でその日のうちに発行してもらえます。
仮に海外で運転する予定が無くても、国際免許は身分証明書にもなるので申請することをおすすめします。
一応国際免許を発行したけど、友達と車で遠出するときに役に立つことが多かったよ!
運転免許証の有効期限が1年未満の場合は発行してもらえないので、運転免許の更新を先にしましょう。
準備不足を言い訳にしないようにしよう!
以上でワーホリ出発までの流れを解説しました。ワーキングホリデーに行くまでには多くの時間を使い、綿密な計画を必要とします。
そして、自分で考え、決めていかなければいけません。
簡単なことではありませんが、人生がかかる大きなイベントです。しっかりと準備し、あらゆることを想定しながら荷造りなどをしてください!
また、英語は今から勉強を始めるようにしましょう。英語は海外において最低限の基盤となることです。
なんとかなると考えていると確実に痛い目にあいます。準備不足を言い訳にしないワーホリにしましょう!
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