『汝、星のごとく』この本には、人生の生き方について考えさせられる内容が多かったので、本書で「ぐっと来た名言」や「おすすめできる人」について解説します。
この記事を最後まで読むことで、『汝、星のごとく』の魅力について知ることができるので最後までご覧ください!
2023年4月26日追記
「汝、星ごとく」が本屋大賞に選ばれて本当にうれしいです!実際に選ばれるのを聞いて驚きました笑
この記事もぜひ楽しんでいってください!
『汝、星のごとく』あらすじ
その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
――わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを書き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
――まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
引用:Amazon.co.jp 「汝、星のごとく」 あらすじ 2022年11月2日
この本は、高校生の「暁美」と「櫂」の二人が主人公の小説で、それぞれが母親に問題をもっています。
暁美の母親は夫が浮気をしているのを黙認しており、櫂の母親は男ぐせが悪くメンタルが不安定な親です。
章ごとに二人の主人公の視点が変わっていく物語で、凪良ゆうさんの作品にはこのような構成の小説が多いです。

シーンによっては、重い話の場面もあり読むのがきつくなることもあったよ…。
重いシーンは早めに読んだところもありましたが、夢中になって読むことができたので、よかったです。
Amazonのあらすじに書いてある「風光明媚」ってなに?と思ったので調べました。
ふうこうめいび【風光明媚】
山や川など、自然の景色が清らかで美しく、すばらしく眺めのよいこと。
注記 「風光」は、自然の景色、風景。「明媚」は、景色が清らかで美しいこと。
表記 「明媚」を「明眉」「明美」などと書き間違えない。
引用:goo 辞書 「風光明媚」の意味・使い方
なんかかっこいいし、使おうかな。笑
ここからは、『汝、星のごとく』を読んで、印象深かったシーンについて紹介します。少々ネタバレをするところがあるので気をつけてください。
1位『汝、星のごとく』でぐっと来た名言
自分の人生を生きることを、誰かに許されたいの?
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,75ページ,1行目)
この言葉は、島の人や世間の目を気にしている主人公の暁海に対して父親の愛人の瞳子さんにいわれた言葉です。



今考えると、父親の愛人に言われるってきつすぎ…。
この言葉は、僕の中で当てはまっているところがあるので、かなりぐっと来ました。
なにを決めるにしても、「誰かから許可が欲しい」「自分で決めるのは自信がない」このように感じることが多いからです。
もちろん、自分だけの考えではなく、他人からも意見を聞いて決めた方が、よりよい決断ができるといわれています。
しかし、「誰かに言われたから、これにした」このように、最終決定を他人にゆだねてはいけないのです。
この後に瞳子さんはこのようにもいっています。
誰もあなたの人生の責任を取ってくれない
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,75ページ,5行目)
誰かの許しを得たとしたとしても、「最後はあなたが決めたことでしょ?」となってしまうのです。
最終決断は、他人に譲ってはいけないものなのがよくわかります。
2位『汝、星のごとく』でぐっと来た名言
自分を縛る鎖は自分で選ぶ
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,293ページ,7行目)
この言葉は、北原先生という主人公たちが高校生の時にお世話になった先生から言われた言葉です。
しばられないで自由になりたいという人は多いですが、結局どこかで群れをつくる人間にピッタリな言葉ですよね。
この言葉を聞いた後に暁美はこのようなことを言っています。
矛盾していませんか。不自由さを選ぶための自由なんて
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,293ページ,8行目)
僕自身も会社に属したくないという気持ちがありますが、同時に自分が居心地がよいグループで他人と関わっていきたいと考えることもあります。
そんな矛盾した生き物に対して、ここまでピッタリな言葉はないんじゃないかと思います。
3位『汝、星のごとく』でぐっと来た名言
いざってときは誰に罵られようが切り捨てる、もしくは誰かに恨まれようが手に入れる。
そいう覚悟がないと、人生はどんどん複雑になっていくわよ。
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,93ページ,8~9行目)
この言葉は、櫂が「暁美の父親を帰してほしい」と瞳子さんに説得するときに、逆に瞳子さんからいわれた言葉です。
他人の目を気にせず、自分の意思を突き通す。これが僕自身できないので、かなり心に来ました。
その少し前の会話で、櫂くんはこのような言葉を言われていました。
きみのそれは優しさじゃない。弱さよ
(引用:凪良 ゆう「汝、星のごとく」,講談社,2022/8/4,93ページ,6行目)
「それ」の中に入る言葉は、「相手のためを思って決断ができないこと」をいっています。
優しさと弱さって難しいですよね。僕も高校生のときに生半可な優しさで、相手を傷つけてしまったことがあります。
彼女に別れを告げるときに、相手を傷つけないために優しい言葉で、別れを言ってしまったのです。
あやふやにすることで、余計な問題に絡まれることもあるので、いざという時は腹をくくって決めることが大切ですね。
『汝、星のごとく』の口コミ
やはり、途中で辛くなったという意見は多かったです。正直、自分も遠距離恋愛になった後は重くいシーンが多く、読むのがしんどかったです。
しかし、全体的に没頭することができる作品で、あっという間に時間が過ぎる作品でもあります。
また、田舎のコミュニティについても言っている人もいました。



田舎ってこんなにプライベートがないもんなのか信じられないよ…。
『汝、星のごとく』を読むのにおすすめな人
『汝、星のごとく』おすすめな人は、以下の通りです。
『汝、星のごとく』おすすめな人
- 没頭して小説を読みたい人
- 重い話でもある程度読める人
- 生き方について考えたい人
『汝、星のごとく』は、かなり没頭できる作品です。もちろん人にもよりますが、その世界観に引き込まれる感覚が強いです。
しかし、内容が重くなるところもあるので、そこの耐性は必要になります。
また、高校生から30代までの人生が書かれているので、今後の人生を考えるきっかけにもなるでしょう。まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてください!
『汝、汝星のごとく』の口コミやぐっと来た名言【まとめ】
今回は『汝、星のごとく』について書きました。凪良ゆうさんの作品は『滅び前のシャングリラ』と『流浪の月』も読み終えているので、三冊目になりました。
相変わらず、世界観に引き込むのが上手く、とても楽しく読書をすることができました。
生き方について考えさせられる場面も多くあり、家族とのかかわり方も考え直そうと思いました。まだ、読めていない人はぜひ凪良ゆうさんの世界観を味わってみてください!




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