円安で留学にいくのは、ためらっている人が多いと思います。留学は多額のお金もかかるので、円安になるとさらに難しいですよね。
そのため、この記事では円安が留学に及ぼす影響や、そもそも円安がなぜ起こっているのか解説します。
この記事を読むことで、円安の状況下で留学に対する姿勢をしることができるので、最後までご覧ください。
そもそも円安とは

円安とは、円の価値が下がって安くなり、ドルが高くなることです。

え、今は1ドル140円とか150円になってるから円が高くなるんじゃないの?



そう見えるけど、ドル目線で考えれば意味がわかりやすいよ!
例えば、1ドルで140円もらうか、90円もらうかだったらどっちの方がいいですか?
もちろん、140円欲しいですよね。しかし、そんなにもらえると「1ドルでたくさんの円が手に入る」=「円の価値が低い」ということなのです。
そのため、1ドルで140円貰える「円」は「価値がない」=「安い」と判断されます。そのため円安では円が安くなり、ドルが高くなります。
円安はなぜ起きるの?


円安には様々な原因があり、いま言われている原因の一つがアメリカと日本の金利差と言われています。
アメリカと日本の金利の差は現在大きいです。日本は超低金利(お金を銀行に預けてもお金が増えにくい)状態で、アメリカは金利が上がっている(お金を銀行に預けるほどお金が増える)状態になっています。
では、あなたならアメリカか日本のどちらに金を預けたいですか?普通に考えて、金利が高い方にお金を預けたくなりますよね。
そのため、みんなが円を売って、ドルを買うようになるのです。



みんながドルを買うほど、ドルが少なくなって価値が高くなっていくんだね。
円安のときに留学すると不利なる!?


円安と円高にはそれぞれ特徴があり、それぞれにメリットデメリットがあります。しかし、円安は留学に行くとなるとデメリットになります。
海外にいくためには、円をドルに変えなければいけません。しかし、円安だと140円出しても1ドルしか買えないのです。
そのように、円からドルに変えるとなると円安は逆風になります。



1ドル=140円なら100万円=7,142ドルだけど1ドル=90円なら100万円=11,111ドルになるね。同じ100万円でも4,000ドルも違うんだね。
円安が収まるまで留学は延長すべき?



じゃあ、円高になるまで留学は待った方がいいの?



自分が留学に行きたいと思ったときに準備して行くのがいいと思うよ。



でも、円安の影響を受けてしまうのでは?



確かに経済的な面で厳しいなら延期すべきだけど、いちいちタイミングを気にしていたらきりがなくなるからね。
為替市場は予想できないことが多いです。そればかり気にしていたら行動できるものも、できなくなってしまうようになるでしょう。
円安を気にしすぎるだけではなく、どれだけ留学の準備をできるかにかかっています。自分の熱が冷めないうちに、行動していくのが大切です!
最近は円安に歯止めをかける(為替介入という)動きが出てきました。またコロナも落ち着いて、ようやく旅行支援とかが出てきましたね。経済が良い感じで動けば、円安は多少マシになるかも…?
円安のときでも留学する方法:留学先で働く
それでも早く行きたい!という人には留学先で働くのがオススメです。ドルを稼ぐことで円安に対応できるようになるからです。
円の価値が下がっている今は、ドルを持つことで有利になります。そのドルを現地で稼げれば、留学前よりプラスにすることが出来るでしょう。
さらに、海外の賃金は近年上がっている傾向にあります。海外の賃金上昇と円安を合わせれば、日本に持って帰るお金はかなり大きくなるのです。



YouTubeで海外の出稼ぎ労働者が、ワーホリで月収が倍になったものもあったよ。
海外で働くことに興味がある人は、一度留学エージェントに相談してみましょう。不安なお金や留学計画について、無料で相談することができるので、やってみて損はないです!
おすすめの留学エージェントについて紹介している記事もあるので、ぜひご覧ください!


円安のときに留学にいくべきなのか?まとめ
今回は、円安の状況下の留学についてまとめました。円安になると、円をドルに変えることに抵抗がありますよね。
もし本気で留学したいなら少しぐらいの損は仕方ないと思っています。しっかりと留学準備をしたうえで、後悔しない留学をするのが大切です。
しかし、あまり円安で打撃を受けたくない人は、現地で働いてみましょう。ドルを稼ぐことで、帰ってきてもプラスにすることが期待できます。
また、海外で働くことは、多くのことを学ぶ機会になるでしょう。様々な困難もあるとは思いますが、かけがえのない経験になります。
興味がある人は、一度留学エージェントに無料で相談してみましょう!
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